夏の終わり (poem)

夏の終わり (poem)

題名:夏の終わり

日が沈みふと家の外に出る

真夏の光をあびて大きくなった草たちがゆらゆらと揺れている
少し肌寒いやさしい風がわたしをそっとつつむ

あれ いつもと違う
あんなにムシムシしていた夜
朝起きたら寝汗でびしょびしょなんてしょっちゅうだったのに

何気なく空を見上げる
ふんわり光る三日月がこちらを見下ろしていた
そっか お月見はもうすぐだっけ
せっかちなうさぎが十五夜の日を待ち望んでいるのだろうか

ゲロゲロとカエルの合唱から
リリリリとスズムシの小さな合唱団へ
同じフレーズしかうったっていないのに何故かずっと聴いていられるような気がする

風と光と音で伝わる季節を抱きしめ
時の流れを感じる

でもちょっと寂しい秋の夜
でもでもやっぱりそれが良い

みずき

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