香り(poem)

香り(poem)

風の流れに乗って、金木犀の香りが運ばれてくるようになった。
どこからか運ばれてくるのか、甘い香りがあたりに漂う。

金木犀の香りをベールにすれば、毎日いい香りを纏うことができそうだ。
むしろドレスにしようか。宝石を飾るように花をドレスに飾れば華やかな雰囲気の女性に見えるかもしれない。花言葉は、「謙虚」だそうだが、大人な女性にはぴったりな花だろう。

甘い香りにつられて、リラックスしてきた。
おばあちゃんの家にも金木犀があるんだっけ。
いい香りに包まれながら昼寝をするのもいいんじゃないかな。
きっといい夢を見れる。

さとのこ

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