伊勢市おひさま児童園開所記念講演会「子どもの思いを大切にした療育的関わり」

 8月26日に伊勢市おひさま児童園が開所するということで、講演会を聞きに行きました。
 内容は、「子どもの思いを大切にした療育的関わり」です。子どもの思いを大切にするとはどういう事なのか、療育的関わりや療育的視点を丁寧に教えていただきました。私たち支援員は利用者さんを支援していく中で、「これはこうなんだ」と固定観念があり、子どもの思いを考えずに支援してしまうことがあります。「なぜこの子はこの様な事をしたのか」というような、子供たちの意思を考えなければいけません。子どもはつまづいてしまったり失敗が重なると諦めが早くなったり、挫折感を覚えてしまい過去を振り返ることばかりしてしまいます。その中で、「アンシンダ」大人への信頼感、「ジブンガ」自立の思い、「タノシカッタ」心の充実感というような基本的な事を大切にし、子どもと関わっていかなければいけないということを学びました。
 子どもに療育活動を通して関わる事でどんな子なのか知ったうえで支援をしていき、こどもを多面的に知る必要があり、支援者のできること、またその影響力を知らなければいけません。
 今回の講演で学んだことを頭に置き、今後もたくさんの子どもたちと関わっていきたいです。また、他の職員にも広げていきたいと思います。
 子どもと共に良い時間を楽しみ、子供たちに「またしたい」「またここに来たい」と思ってもらえる様に、楽しい活動や関わりを大事にしていきます。

前川幸穂

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